東三河自然探索入門 第1回:弓張山系・豊川編

平成20年10月5日(日)
「東三河自然環境ネット」(穂の国森づくりの会、東三河懇話会、東三河自然観察会、豊橋うみがめクラブ、愛知大学、愛知県自然環境課、豊橋市環境保全課)は、環境省の支援を受けて、今後3年間、生物多様性の保全・再生に関する活動をしていきます。
今回はその第一歩、「東三河自然探索入門 第1回:弓張山系・豊川(とよがわ)編」でした。

d0105723_16393496.jpg◎葦毛湿原
「目に見えている湿原だけでなく、山全体が湿原。」「手を入れることで復元も可能。みんなに知ってもらうことで、保全されている。」と保護の会の岩瀬さん。植生回復のため、ササなどの除去を行っている区画もありました。
シラタマホシクサが一面に咲く景色は特に美しくて感激しました。
d0105723_16463785.jpg◎石巻山
意外でしたが、石巻山頂でも鳥の渡りを見ることができます。東三河野鳥同好会の稲田さんから説明を受けました。サシバ、ハチクマ、ノスリ、ツミといったタカの今年の渡りは、2日前がピーク。これらは伊良湖岬を渡っていくルートの大陸グループで、同じ種でも内陸を飛ぶグループもあるそうです。
d0105723_1647195.jpg◎旗頭山
不思議な場所です。この山だけ木が少ない。
原因は、蛇紋岩という地質。木はなかなか育たないかもしれないけど、このやせた土地で頑張って生きている貴重な植物が多いのです。
高さ100m程の小さな山ですが、山頂からの眺めは見晴らしが良く、すばらしい。ここに古墳を築こう思った人達の気持ちがわかりますね。

d0105723_1582062.jpg◎豊川
東三河自然観察会の梶野さんの案内で、河川敷を歩きました。まず驚いたのは、そこが民有地であり、道や畑まであるということ。
そして、虫も多いし、土壌もいい、鳥も鳴いている。河畔林はエノキとムクノキが多いと思っていましたが、意外にシイが目立っていました。
何匹もの蚊に刺されながら、生物の豊富さを実感しました♪
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# by honokuni1997 | 2008-10-10 16:50 | 東三河自然環境ネット

穂の国みんなの森でトリカブトが咲いてます

平成20年9月28日(日)
d0105723_16495054.jpgやっと来ることができました。2ヶ月ぶりです。
夏はすでに過ぎ去り、もう秋の気配。
全体を眺めると、少し赤みがかってきたコハウチワカエデの葉が目につきます。
川沿いでは、紫色のトリカブトと白色のアケボノソウそれぞれの花の一群が満開。
作業道では、ノコンギクなどが咲き、ミヤマシキミの実は赤くなり始めていました。
d0105723_16505982.jpgd0105723_165338.jpg
d0105723_15203242.jpgd0105723_15193537.jpgd0105723_15175047.jpg
d0105723_1652438.jpg作業は除伐に入っています。
伐る対象になってしまいやすいシロモジには、葉の裏にグンバイムシという3mmくらいの虫がいっぱいついていました。大丈夫かな。

そして1日を通しての話題(主に原田さんから)はというと、先日の藤森隆郎さんのことばかり。
藤森さんは、東京でくしゃみをされていたかもしれませんね。
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# by honokuni1997 | 2008-10-07 16:53 | 穂の国みんなの森(段戸)

藤森隆郎さんの森林講座

平成20年9月25日(木)
d0105723_13245419.jpg待ち遠しかった、藤森隆郎さんの講座です。
テーマは「地域森林管理のビジョン」。

「森林との持続可能な付き合い方には、『木材の利用』と『健全な森林生態系の維持』という大きく2つがある。これまでの森林林業関係者や行政の考えの基本になっているのは、この2つは調和するという考え方。いい林業経営をしていれば同調するが、逆のことが多い。
木材の利用を第一に考える場合の森林とのつきあい方と、木材生産以外のものを第一に考える森林の取り扱い方は内容が違う。一つの林分で木材(炭素)の生産速度を最大にすることと、有機物(炭素)量を最大にすることを同時に達成することはできない。今までの考え方は、生産に結びつかないと評価が得られないが、天然林を維持するということで評価するようなシステムが必要ではないか。生産林の場合は、作業道をつけたり、高性能林業機械の導入であり、環境林の場合は、何も手を加えない方が機能をはたしている可能性がある。大事なのは費用対効果。メリハリある森林管理が可能になり、結果として流域の効率的な林業経営が可能になる。
木材生産であれば、短伐期よりは長伐期施業、皆伐よりは非皆伐、単純一斉林よりは針広混交林。環境保全であれば、まず手を加えないことを考え、いかにストック量を増すか。それが結果として、炭素の吸収・貯蔵をはたすことができる。」

また、「天然林を配置することは、現実には難しい」との参加者の発言に対しては、「管理しきれないどうしようもない不良債権にこだわらず、思い切って天然林に変えるべき。少なくとも知恵を働かして、努力すべきだ」と、控えめななかにも厳しく指摘される場面もありました。

日本の森林をどうにかしなければ、という真剣な思いが端々に感じられ、また、先生のまじめで奥ゆかしい人柄に触れて、心が動かされました。大ファンになりました。
本当はもっと詳細に書きたいくらいですが、ずいぶん長くなってしまったので、あとは藤森先生の「森林生態学」を読んでみてください。
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# by honokuni1997 | 2008-10-03 13:36

水循環再生フォーラム 実践編(第1回)

平成20年9月14日(日)
宮沢哲男先生(愛知大学教授)と森田事務局長の指導を受けながら、井戸を利用した地下水と湧水の調査をしました。実は事務局の森田さん、水文学の専門家なのです。

地下水は、とてもゆっくり流れるので、一度汚染されると、なかなか元どおりにならないそうです。そのスピードは、10m~400m/年。富士山麓でも数十年、平地では数百年も使い物にならないというのですから、たいへんです。
汚染の理由は、工業用水利用のための汲み上げ過ぎ、汚れた河川の水の流出入、畑のチッソ肥料など地表からの汚染物質。

d0105723_1652949.jpg現地では、主に地下水の水位と水質を調査しました。
水位は、井戸の上からオモリをつけたロープをたらして計り、割り出します。
水温、pH、RpH、電気伝導度といった水質は、機械まかせ。
水量は、みんなで協力してひたすら計算です。
それぞれ手作りの道具と精密機械を使いながら、科学実験のようなおもしろさでした。
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# by honokuni1997 | 2008-10-02 16:29 | 水循環再生フォーラム

通常に戻りました

ようやく、パソコンがすべて元どおりになりました。
その間、「ホームページが更新できない」という理由にならない理由で、見ないふりをしていたのが、この“事務局だより”です。
すみません。逃避してました。
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# by honokuni1997 | 2008-10-01 12:21

パソコン修理中

ずいぶん長い間、事務所で頑張ってくれていたパソコンが、「ピー・・・ピー・・・」と小さな声をあげて、ついに命つきました。
ただ今、生まれ変わり中のため、メールの送受信ができない状況が続いています。
来週には復帰しているはずですが、お急ぎのご用はお電話でお願いします。
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# by honokuni1997 | 2008-09-17 20:47

会報誌フォレストvol.68 完成

9月5日(金)
やっとフォレストが発送できました。
今回は順調に進むと思われたのですが、ハプニングと中だるみで、すっかり遅くなってしまってすみません。
今日は、近藤さんが発送の手伝いに来てくださいました。
チラシ折り、宛名ラベル貼り、封筒詰め、といった手作業を、このところ留守番をしながら1人黙々と続けていたので、近藤さんのお申し出はうれしいかぎりです。
明るい声に事務所が和みました。ありがとうございました。
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# by honokuni1997 | 2008-09-05 15:45

9月になりました

夏も、もう終わりでしょうか。
穂の国森づくりの会は、これから冬にかけてイベントが続きます。
特に、東三河懇話会と一緒に事業の中心的な役割を担っている「水循環再生フォーラム」と「生物多様性事業」のイベントは、おもしろそうな内容になっています。

私が個人的に楽しみにしているのは、9月25日の藤森隆郎さんの森林講座です。
藤森先生は、国連の持続可能な森林管理の基準・指標作成委員会の日本代表、気候変動枠組条約政府間パネル執筆委員なども歴任されていますが、実際にお会いすると、原田さん曰く「とてもまじめないいお人」とのこと。
私にとっては、初めて読んだ森林関係の本の著者。お姿を拝見できるだけで感激です。
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# by honokuni1997 | 2008-09-01 16:20

8月23日の穂の国森の自然塾は雨天中止

「豊橋市民の森」(設楽町大野山)での下刈りは、雨天のため中止になりました。
そういえば、去年も雨に降られて中止でしたね。
どんな森に育っているのか見たかったな。残念です。
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# by honokuni1997 | 2008-08-23 09:44 | 森づくりボランティア養成講座

豊橋青年会議所主催「とよがわーるど2008」のご案内

日時:9/21(日)開演13:15
場所:ふれあいパークほうらい(新城市長篠)
内容:音楽を中心とした一大イベント
    ・ZIP-FMや地元アーティストによるライブステージ
    ・豊川の水でつながる東三河を感じていただくためのワークショップ
    ・地域の食ブース、特産物物販コーナーの設置
    ・グッズの配布や各種PR
穂の国森づくりの会もブースを出します。詳細は とよがわーるど2008 へ。
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# by honokuni1997 | 2008-08-21 14:54 | ご案内