みんなの森活動日記

8月11日(土)
今日は、「山の日」。ここ、設楽町段戸裏谷の「きららの森」も、多くの人で賑わっています。
そんな森を吹く風に、「秋の気配」を感じます。

風雨や寒暖にも耐え森にたたずむ、住所を示す「標識」。
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経年劣化等によって痛むたびに「しっかりした材」で作り直すのですが・・・

数年で、見るも無残な姿になってしまいます。
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今回は作り直す数も多く、集材や加工に「汗しています」。
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まだまだ、設置までには時間がかかりそうです。
皆さん、宜しくお願いします。
(第624話 完)

by 渓


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# by honokuni1997 | 2018-08-12 09:28 | 穂の国みんなの森(段戸)

みんなの森活動日記

8月8日(水)
台風13号の進路が大きくそれ、当地への影響はなくなりました。

それを象徴するかのような、素晴らしい青空が迎えてくれました。
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先日終わった、今年度の生育調査。その際、各パッチに設置してある番地を示す標識の経年劣化がかなりありました。

「みんなの森」は100㎡ずつの小区画(パッチ)に分け、森全体では263のパッチがあります。その全パッチに標識を立て、森の住所ともいえる番号をつけています。標識に不備があればその都度修復していますが、今回全パッチを歩きその実態を調査しました。その結果、約4割(100か所以上)の標識の経年劣化が判明、立て直すことにしました。

思うは簡単ですが、立て直すには材料が必要。先ずは、材料確保及び材の加工を行います。

その材の確保ですが、森に入り間伐の際の残材を探すところから始まります。これが、また大変な作業です。近場、出しやすい場所はすでに使用済みです。そのため、遠く足場の悪いところから調達し、「息も絶え絶え」で「運びます」。
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運んだ材はパッチ番号を記入しやすいように、また打ち込み易いように加工します。
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その後、遠くからでも目立つように黄色のペンキを塗って仕上げます。
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1日(水)の活動と2日がかりの作業ですが、まだまだ「道半ば」。半分くらいしかできていません。暑い中での作業(とはいっても、下界と比べれば雲泥の差)となりますが、皆さん宜しくお願いします。
(第623話 完)

by 渓



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# by honokuni1997 | 2018-08-09 09:13 | 穂の国みんなの森(段戸)

自然観察案内(森林教室) 豊川市立代田小学校

8月2日(木)
今日も、暑い一日になりそうです。

「きららの里」到着時、気温21度。下界と比べれば別天地ですが、陽の差すところは、やはり「暑~い」。
朝の打合せ前、子供たちの体調を気遣った校長先生が相談に見えました。そして、熱中症予防のため適度な休憩と、こまめな水分補給に努めることをお伝えしました。

今日案内する学校は、代田小学校(児童80名)、「学校59個分」です。

集合時、そんな先生方の心配は何処へやら。子供たちは元気いっぱい、歩く気十分。今日も張り切って歩きます。
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森の中は、まさに別天地。心地よい風が吹き、森林教室にはもってこいの学習日和です。
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みんな最後まで、元気よく歩きました。
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おまけ
ついこの前まで「かぐら鈴」のような花が咲いていたと思ったのに、もう大きな実がなっています。
トチの実です。
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森という大きな日傘と、時折吹き抜ける風はまさに「別天地」。この心地よさは、この地を訪れて始めて感じることができます。
皆さんも、是非「きららの森」に足をお運びください。
(第622話 完)
by 渓


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# by honokuni1997 | 2018-08-03 08:18 | 野外・訪問授業

自然観察案内(森林教室) 豊川市立御津北部小学校

7月31日(火)
豊橋の沖合を通過した、台風12号。各地に多くの被害をもたらしましたが、久々に「怖さ」を感じた台風でもあります。風雨、特に強い風の音に「恐怖を感じました」。
そんな台風も、ここ「きららの森」では雨もさほど降らず、風もあまり吹かなかったそうです。が・・・、

今日案内する学校は、御津北部小学校(児童32名)、「学校90個分」です。

校長先生を始めとして先生方は、「やる気十分」。おのずと、こちらの力も入ります。
今日も、張り切って案内を務めます。
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森に入ると、大きなあの葉っぱ(ホオ葉)が至る所に落ちています。と同時に、様々な枝葉も散乱してもます。一部、森の中を強風が通り抜けたようです。しばらく歩くと、前方に大きな木が折り重なるように倒れています。このような緊急の状況を想定し、いつも持参している「ノコギリ」を使い何とか歩けるようにしました。
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強風により、幹の途中から折れていました。
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そんなアクシデントも、何のその。子供たちは最後まで、元気よく歩きました。

今日も良い先生方、そして良い子供たちと出会いました。
皆さん、良い思い出をたくさん作って帰ってくださいね。
(第621話 完)

by 渓



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# by honokuni1997 | 2018-07-31 19:11 | 野外・訪問授業

企業の森活動日記 中部ガス・ガステックサービス㈱ サーラの森

7月26日(木)
緑あふれる、「サーラの森」。見た目にも、「涼」を感じます。
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下界の酷暑を忘れる、気温24度。今日も張り切って作業を行います。
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恒例、燃料補給を行いながらの始業点検。作業前に欠かすことのできない、重要なひと時です。
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今日の作業は、前回の続き。涼しい中とは言え熱中症対策は忘れずに、水分補給や適度な休息をとりつつ進めます。
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今進めている作業の目的は、大木の下で「まったり」とした時間を過ごすことが出来る空間を作ることと、森を散策する際安心して歩けるフィールドを作ることです。2本の散策道がこの場所を挟むように伸びています。しかし、林床に繁茂する馬酔木(アセビ)等の低木により見通しは遮られ、人が入ることをも拒んでいるような状態です。密室のような状況を取り払い、両方の道が見通せるようにします。

その結果、見事に予定通りの空間が出現しました。
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一つの課題が、完了しました。

森を歩くと盛夏に花を咲かせる「リョウブ」が、咲き誇っています。
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涼しい中とは言え作業を始めれば、「滝のような汗」。しかし、今晩はメンバーとの楽しい「暑気払い」。その場面(ゴクリ、のどが鳴ります)を頭に浮かべながら、作業を進めました。
皆さん、暑い中お疲れさまでした。次回も、宜しくお願いします。
(第620話 完)

by 渓

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# by honokuni1997 | 2018-07-27 10:05 | 森づくり支援

みんなの森活動日記

7月18日(水)
生育調査も大詰めを迎えました。残り、3パッチ。さて、今日はどこまで捗ることができるか?

実は、前回の調査では諸事情があり、2パッチの胸高直径のみ計測しました。そのため、今日の計測ではその分だけ時間短縮につながります。
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午前中になんと2パッチの計測が終了しました。何という効率の良さ、「びっくりです」。

午後からは毎年恒例の最終調査パッチ、「西-D-2」を行います。作業小屋に隣接した急峻な場所にあり、毎年苦労する場所です。
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何と、3パッチすべての計測が終了しました。その調査結果の、速報をお伝えします。
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この調査には、管理目標を定めています。
その一部をご紹介します。
長期目標
・自然林の極相を人工的に実現し、100~200年の短期間で安定した森林を造る。
・「きららの森」原生林をモデルにすることにより、原生林的植生を持った森林の面積拡大を実現する。
・原生林のバッファーゾーン的役割を果たせる森林にする。
短期目標
・極相林の樹種構成を持った広葉樹林を造成する。
・豊川(とよがわ)の水源地としての位置を明確に打ち出し、広く流域市民に知ってもらう。

モデルパッチで調査している樹種数は、60種類くらいです。
平均樹高は5mを超え、いずれのパッチも林冠はほぼ閉鎖された状態になっており、下層の草本類の減少が見られます。
また、樹木間の競争が激しくなり、枯死する個体。シカ等による食害もフィールド全体で見受けられます。

各モデルパッチの中で、一番背の高い樹。
北-A-7 カスミザクラ 9.7m
北-C-10 エゴノキ 8.4m
東-B-21 キハダ 11.5m ★
東-A-10  エゴノキ 6.5m
      カナクギノキ 6.5m
東-D-4  エゴノキ 7.2m
東-E-3  コナラ 9.6m
南-B-11 ヤマザクラ 10.6m 
西-D-2  アカシデ 10.5m
この結果、今年のチャンピオンは東-B-21、「キハダ」君に決定しました。

樹高が11mを越えるものが、現れだしました。「みんなの森の仲間たち」の成長に、「頼もしさ」を感じます。今回の調査も、貴重な資料の1ページになる事と思います。

メンバーの皆さん、大変お疲れ様でした。また、有難うございました。生育調査は終了しましたが、ほかの作業はまだまだ続きます。
引き続き、宜しくお願いします。
(第619話 完)

by 渓




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# by honokuni1997 | 2018-07-19 09:59 | 穂の国みんなの森(段戸)

みんなの森活動日記

7月15日(日)
全国的に大雨の後は一転、猛暑に苦しめられています。

早朝、新城市を通過する頃には、早くも気温は30度を上回っています。「みんなの森」到着時は、温度計を見るだけでも「気持ちよ~く」感じる「20度」。湿度も低く、時折気持ちよく吹く風のもと、生育調査の続きを行います。
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調査の手を休め、頭上を見渡すと・・・
まさに、生物多様性の世界が繰り広げられている、「みんなの森」。木々を見渡すと、先ほどまでいたであろう「あいつ(シカ)」の痕跡が至る所に。樹皮には、無残にも食い散らかされた跡が広がります。足元には時折、あまり行き会いたくもない「ヤツ(細く長い奴)」も出没します。そんな中、「たまには会いたい」連中を目にします。
まだまだ小さな「ミヤマクワガタ」
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人の手の届かないところには、色つやの良い大物もいます。
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手を出すこともなく、彼らの成長を見守りたいと思います。

皆さんもたまには下界の喧噪や酷暑を忘れ、別天地ともいえる「みんなの森」で一日まったりと過ごしてみませんか?
「森」は、いつでも皆さんのお越しを待っています。宜しくお願いします。
(第618話 完)

by 渓

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# by honokuni1997 | 2018-07-16 08:55 | 穂の国みんなの森(段戸)

企業の森活動日記 中部ガス・ガステックサービス㈱ サーラの森

7月12日(木)
梅雨明け後、初の活動日です。「サーラの森」到着時の気温は21度、絶好の作業日和です。今日も安全第一に、「頑張ります」。

その安全の基本とも言える、「始業点検」。これも、真剣に行います。
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今日も、やる事いっぱい。先ずは、枯損木を伐倒します。何者かの被害にあい枯れてしまった、「コナラ」。
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カシノナガキクイムシ」の仕業ではないようです。大小合わせて3本ある枯損木、人や植栽木が倒木被害にあう前に「倒します」。

倒し終えた枯損木は枝を払い、敬意を表しつつ最後のお役目についていただきます。
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(今まで元気よく、森の「緑」の一角を担ってくれました)。

散策道わきに並べ、道の目印とします。
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「サーラの森」休憩所の上方、尾根付近には大きく育った仲間たちの姿を多く見ることが出来ます。しかし、フィールドが広いためにほとんど手付かず状態になっています。そこで、今期の目標として、ここを「見違えるようにする」と決めました。

馬酔木(アセビ)等が林床を覆いつくし、人が入ることを拒んでいるかのようなフィールド。
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作業を始めると「絶好の作業日和」が一転、雨が近いのか湿度が高く「滝のように流れる汗」。そんな、「汗」の成果です。まだ作業半ばですが、見違えるようになりました。
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作業終了後、トラックに荷物を積み終えるあたりから、雨が降り出しました。その後、山を下りる途中からは「バケツをひっくり返したような」土砂降りになりました。「すべり込みセーフ」状態の、ラッキーな日でした。
(第617話 完)

by 渓

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# by honokuni1997 | 2018-07-13 08:45 | 森づくり支援

みんなの森活動日記

6月11日(水)
東三河山間部に降り続いた豪雨により各地で土砂崩落が発生し、通行止めが各所で起こっています。

豊橋方面から「みんなの森」に行くのには、通常設楽町の三都橋から県道365号線経由で行きます。そこまでは国道420号線を走るわけですが、土砂崩落が発生してしまいました。一瞬、ドキリとしましたが崩落個所は、三都橋入り口にある喜久屋から鳴沢の滝方面の市代橋付近でした。
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なお、県道33号瀬戸設楽線も通行止めになっています。お越しの際は、お気を付けください。

やっと梅雨も明け、夏本番です。「みんなの森」では、ミヤマクワガタに「愛の季節」がやってきました。レンズを向けると、恥ずかしいのか木の陰に・・・、
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そっと見守りたいと思います。

そんな中、生育調査に汗を流しました。
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「あ~、首が痛い」。

今回の通行止め、少し不謹慎かとも思いますが、私たちにとっては「不幸中の幸い」でした。しかし、通行止めにより不便をきたしている人のことを思うと、少しでも早い復旧を願いたいと思いいます。
(第616話 完)

by 渓



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# by honokuni1997 | 2018-07-12 07:24 | 穂の国みんなの森(段戸)

自然観察案内(森林教室) 豊川市立八南小学校

7月5日(木)
昨日、降り続く雨を心配した先生から「雨天時の対応について、教えてください」と、電話がありました。(雨天バージョンについて、お伝えしました)

「きららの里」到着時、激しく打ち付ける雨の中、校長先生が待っていました。雨のやむ気配はありませんが校長先生は、「少しでも良いので、歩いてくれませんか?」。「このままでは3日間の野外活動すべてが雨になってしまい、外に出ることなく終わってしまいそう」との事です。(勿論、歩かせて頂きます)

今日案内する学校は、八南小学校(児童123名)、「学校74個分」です。

顔を合わせる子供たちから、「渓さ~ん」の声が聞こえます。そう、この学校は先日訪問授業を行った、「八南小学校」です。子供たちからの呼び声に、「おじさん、感激です」。

校長先生との打ち合わせで、最初にパワーポイントを使った授業を行い、その後歩くことにしました。
先ずは、ログハウス内で授業を行います。
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授業を行いつつ外の気配を伺いますが、雨のやむ気配はありません。授業終了後、雨合羽を着て森林教室を行います。
雨天用ショートコースで行いますが、嫌がる子は一人もいなく元気に歩きます。
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午後からも、同じように行いました。
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昨夜は降り続く雨の中、屋根付き広場でキャンプファイヤーを行ったそうです。校長先生や先生方の、この日を楽しみにしていた子供たちへの思いやりの賜物だと思います。また、それに答えるように元気よく活動を楽しんだ子供たちに拍手を送りたいと思います。素晴らしい先生方に常日頃見守られている、子供たち。本当に、幸せだと思います。
皆さん、お疲れ様です。雨の中ですが、さらにいい思い出をたくさん作って帰ってくださいね。
(第615話 完)

by 渓

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# by honokuni1997 | 2018-07-06 09:00 | 野外・訪問授業