平成20年11月9日(日)
昨年の講座で、豊橋技術科学大学の井上隆信先生が話されたことは、 「豊川本流の水質は良いが、半島部の中小河川では農業活動によるとみられる汚濁が目立つ。豊川用水は利水後の水を再び豊川に戻すことなく、中小河川を通じて未処理のまま三河湾に流入してしまっている事に問題。豊川だけをチェックすればよいのではなく、トータルに視る必要がある。」というものでした。今回は、この内容を受けての実践編です。 中小河川の間川、朝倉川、柳生川を水質調査しました。 流量、pH、電気導電率は計測器で、硝酸イオンとリン酸イオンはパックテストで調べます。 機械はすごいですね。使い方がわかれば、簡単に数値がでました。 冷たい雨の中でしたが、参加の皆さんからの質問と井上先生の説明は途切れることなく続き、熱心なやりとりに、そこだけ気温が上がっていったかのようでした。 最後に先生は、「調査方法はいろいろある。それぞれの人が身近な川に来て、感じてもらうことが、貴重なデータになるのではないか。」とおっしゃられていました。 たしかに実際に川の前に立ってみると、流れのスピード、透明度、石についた藻、手を入れた時の水の感触など、それぞれの川の違いがわかりました。 五感で感じることも大切なデータなんですね。
by honokuni1997
| 2008-11-14 16:34
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