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プリティフォレストクラブ活動日記&訪問授業

2月26日(水)
山主のT中さん、シイタケを栽培しています。
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d0105723_10434046.jpgすごい数の、ホダ木が並んでいます。
これだけのホダ木、山から出すのだけでも大変です。
しかし、今カシノナガキクイムシによりホダ木となる、「コナラ」が被害を受けています。
今後が、心配です。




立派に育った、ヒノキ。
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しかし、良く見ると枯れています。d0105723_10444715.jpg人の手が、入らなくなった山。
色々な弊害が、見受けられます。
道をふさぐ、倒木。
玉伐り、道の横に整理し、前に進みます。





今回も、ブログ登場。
d0105723_1045142.jpg活動参加最高齢者、M田さんです
花粉症の季節、このM田さんのエピソードを一つ。
以前、この時期になると必ず、「おい渓さん、花粉症ちゅうのはつらいかん?」、
「わしも、一回なってみたいけどならんわん」と、豪語していました。
しかし、ある年突然、花粉症に・・・


「おい渓さん、花粉症ちゅうのは苦しいのん」、私は内心、「ざまあみろ」。

花粉症、発症するのに年齢は関係ありません(M田さんで、実証済み)。
私は大丈夫と、思っている皆さん。次はあなたの番かも、しれませんよ。

d0105723_10455438.jpg陽だまりで昼食をとるメンバーに後をお願いし、先月と同じように「訪問授業」に出かけます。







小学校訪問授業(一緒に森へ行こう)
新城市立東郷西小学校
この授業、愛知県東三河農林水産事務所管内の小学校で行う場合、東三林務課の職員と一緒に授業を行います。しかし、今日は県新城設楽農水事務所管内。新城林務課と行います。
新城林務課の職員さんによる授業、豪華バージョンです。
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d0105723_10505778.jpgd0105723_10511681.jpgスギ、ヒノキの葉、玉伐した材、チェンソー等を持参、子供たちに分かり易く伝えます。
それにもまして豪華なのは、三名の職員がリレー形式で授業を行います。
子供たちは、真剣な眼差しで見入る一方、内容をメモしていました。

d0105723_10514622.jpg森林の大切な働きの一つ、「水を蓄える機能」の実験も、楽しみならが見てくれました。
授業後の質問タイム、色々な質問が飛び交い、子供たちの真剣さが良く分かりました。
元気で、明るい子供たちでした。
(第111話 完)

by 渓
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by honokuni1997 | 2014-02-27 11:10 | プリティフォレストクラブ

企業の森活動日記 ガステックサービス㈱・サーラの森

2月25日(火)
ガステックサービス㈱さんの、「サーラの森」活動。3月から、今年度の活動が始まります。
活動を前に、下見及び獣害防止ネットのメンテを行うため、現地に向かいます。

設楽町田口の町を通る時は、道端に少し雪が。
大野林道を進むうちに、降り積もった雪が徐々に増えてきました。
d0105723_208114.jpgd0105723_2082787.jpgd0105723_208454.jpg突然、倒木が現れました。

倒木を伐りながら進みますが、倒れている木の数が半端ではありません。
それに加え、積雪も多くなってきました。





「サーラの森」、やっと到着。
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d0105723_20104989.jpg通常の何倍も、時間がかかりました。

いつもの、看板の前です。
また、その横の道の上から見た風景、
まさに、「ゲレンデ」状態です。
長靴が埋まってしまうくらいの積雪量、多いところでは40㎝くらいありました。



そんな雪の中でも、春を感じさせてくれます。
d0105723_20132050.jpgd0105723_20133646.jpgミズナラも、しっかり目(芽)をさましていました。

今日の昼食。
賞味期限切れ少し前の、災害時の非常食です。
d0105723_20141767.jpgd0105723_20143836.jpgが、今日はすごくありがたい存在です。発熱材を投入、少し時間はかかりますが「ホカホカ」の食事が出来ます。カレーと牛丼、どちらも美味しく、冷え切った体が暖かくなりました。

今日の、「サーラの滝」。
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何時も見る滝と違った雰囲気、「良い感じ」でした。
サーラの滝、下のフィールドへの道。積雪量がすごく、これ以上進むと遭難しそうな雰囲気。進むのを、あきらめました。

森からの、帰り道。
朝きた道を避け、旧津具村方面に向かいます。
しかし、少し進むと大変なことに。太い木が何本も倒れ、道をふさいでいます。
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その先を見ると、さらに倒木が・・・、どうすることも出来ません。
引き返すしかありません。ゆっくり、バックで進みます。その後、Uターン。

ここから、本当の試練が待ち構えていました。
荷物を下ろし、荷台が軽くなったトラック。スリップして立ち往生。
四輪駆動ですが、相手の方が一枚上手。
スコップで雪を取り除きますが、一向に動きません。
試行錯誤の末、行きついたのは・・・、これも人海戦術の一つかも。
トラック荷台の後ろに3人乗りこみ、「重し」になります。
功を奏し、何とか進むことが出来ました。
「お尻、振り振り」、「ハラハラ、ドキドキ」の走行です。それに加え、荷台の上の寒さ・・・半端ではありません。寒~い!!
忘れられない、人生の「ひとこま」が出来ました。
(第110話 完)

by 渓
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by honokuni1997 | 2014-02-25 20:32 | 森づくり支援

プリティフォレストクラブ活動日記

2月22日(土)
雲ひとつない快晴、風もありません。絶好の作業日和です。
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風倒木がいたるところにある沢を、整備します。

一般的に、湿性のスギは谷間、乾性のヒノキは中腹に植林されます。
しかし、苗や山主の都合?で混植されているところも、時々目にします。

スギは、根が土へ深く伸びる深根性。
ヒノキは、根が横に伸びる浅根性と、言われています。
しかし、倒れている木を見ると、両方ともあります。
d0105723_9145441.jpgスギの根ですが、横に伸び、縦には伸びていません。
他の倒れた根を確認しましたが、すべて縦方向に伸びた根はありません。
倒れるときに切れたのかも知れないと、良く見ましたが・・・
それらしい痕跡も、ありませんでした。
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d0105723_9162582.jpgこれだけの太さを維持するには、あまりにも軟弱に思えます。
一般の物差しだけでは計れない、自然の摂理があるのでしょうか。


暖かな一日でした。
こんなときは、天敵が現れるのですが・・・


天敵1、花粉(長い付き合いですが、早く縁を切りたい相手です)。
天敵2、ブヨ(真冬でも、少し暖かいと現れます。「噛まれる」と、厄介な奴です)。
幸いなことに両者、「不在」でした。
(第109話 完)

by 渓
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by honokuni1997 | 2014-02-23 09:31 | プリティフォレストクラブ

プリティフォレストクラブ活動日記

2月19日(水)
奥三河3町村では、14日夜から翌朝にかけての大雪により、各地で倒木が。
倒れたスギ、ヒノキは電線を寸断し、停電になりました。
原因の一つとして、ここでも「山林の手入れ不足」が指摘されています。

まだまだ解けない雪ですが、今日は24節氣の一つ、「雨水」です。
雪が解け、雨水がぬるむ頃と言われます。春はすぐそこまで、来ています。

調査しました。
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12日の活動の際見つけた、「カシノナガキクイムシ」による被害。
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被害状況を、1本1本確認して歩きました。被害を確認した木にはテープでマーキング。
ここの山主さんは、先に作業を始めたT中さんと、後のS田さん。
S田山で最初の被害を発見、その「捜査範囲」をT中山まで広げました。
その結果、両山とも「コナラ」の古木、90%くらいに被害が見つかり、「アベマキ」でも確認しました。

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雑木林の中を歩いていると、色んな発見があります。
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カラスザンショウ」の見事な大木、トゲの面影があります。

新フィールドへの道すがら、沢には風倒木がいたるところに。
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d0105723_9361694.jpgもちろん、これらの処理も行います。


花粉が沢山、舞っています。
「くしゃみ」連発、止まりませんでした。
(第108話 完)

by 渓
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by honokuni1997 | 2014-02-20 09:53 | プリティフォレストクラブ

みんなの森活動日記 番外編

2月17日(月)
先日、列島を襲った大雪、各地に甚大な被害をもたらしました。
追い打ちをかけるように、今週も大雪の予報が出ました。
大雪が降った地域に比べれば僅かでしょうが、ここ段戸でもかなりの積雪がありました。

「今日の段戸湖」(インターネット百葉箱より)
段戸湖の定点カメラ、駐車場奥のトイレの屋根に設置してあります。

積雪前、その横にある管理人小屋のストーブの煙突の先が見えています。(矢印)
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積雪後、煙突はもちろん、段戸湖も半分隠れてしまっています。(矢印付近まで雪が積もっています)。
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居ながらにして、段戸湖の積雪を見ることができる・・・
今日も、言っちゃいます。
「便利な時代になりました」。
(第107話 完)

by 渓
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by honokuni1997 | 2014-02-17 14:51 | 穂の国みんなの森(段戸)

プリティフォレストクラブ活動日記

2月15日(土)
人の手が入らなくなった山。いたるところに風倒木があり、荒れ果てていました。
しかし、ほんの少し人が手を入れ、整備することで見違えるようになりました。
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この場所の作業は、ほぼ終了です。

次回からは、このフィールド(尾根の裏側)の作業に取り掛かります。
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雑然と立木が並び、隣の木との間隔が狭く、陽もあまり差し込みません。
間伐の遅れ。
陽が入らないことによって、地面には草も生えていません。
「健康な森」を取り戻す作業が始まります。

「灰色の世界」(インターネット百葉箱より)
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どんよりとし、「此処は何処」状態の、おなじみ「段戸湖」です。
寒さもピークを迎えています。
先週くらいまでは、例年に比べ雪が少なかったようですが・・
この日の積雪は40cmくらい。一度に「ドカン」と、降り積もりました

「みんなの森」、隣地での間伐。進捗状況が気がかりです。
(第106話 完)

by 渓
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by honokuni1997 | 2014-02-15 13:48 | プリティフォレストクラブ

プリティフォレストクラブ活動日記

2月12日(水)
大きな鳥の巣??、発見!!!
バスケットボールくらいの、大きさです。
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一体何の巣だろう?
このような時に頼りになるのが、小さな大きい戦力、小学校4年生のH登くん
活動に参加していたH登母に巣を持ち帰ってもらい、調べてもらう事に。

早速回答がきました。
d0105723_8194551.jpgその正体は、「ニホンリス」らしいとの事。
細い枝やスギの樹皮などで外装をつくり、内装はスギ、ヒノキの柔らかい樹皮や、コケ類、草の葉などで作るそうです。
なるほど、写真を確認するとまさに、その通りでした。
H登くん、有難うございました。
またひとつ、謎が解けました。


萌芽した、コナラの巨木です。
d0105723_8201428.jpgこの萌芽から、以前この木がシイタケのホダ木として使われていたことが伺えます。
また、逆に最近は使用されなくなったことも分かります。






「大変です」
幹の下の方を見ると、木の切りくずのようなものが散乱しています。
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また、よく見ると小さな穴が無数に開いています。
カシノナガキクイムシ」が侵入した可能性、「大」です。
成虫でも5㎜くらい、この虫と共生する「ナラ菌」が樹木の細胞を壊して、水を吸い上げないようにしてしまいます。
今まで、よその山の出来事のように思っていましたが、現実の物となりました。
今後の対策を考える必要があります。

真冬とは思えないような、一日でした。
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今日は、伐採の済んだ場所での昼食。
ポカポカの陽だまりで、話しの花が咲きました。
(第105話 完)

by 渓
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by honokuni1997 | 2014-02-13 08:31 | プリティフォレストクラブ

プリティフォレストクラブ活動日記

2月9日(日)
豊橋市内から車で45分くらい。
のどかな、「里山」が広がります。
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d0105723_995940.jpg新城市黄柳野地区。
ここでも過疎化が進み昨年、黄柳野小学校が廃校になりました。
過疎化、常に話題に上がる問題です。
「何とかせねば」と、いつも思うのですが・・・





作業効率を上げる、頼もしい奴。「チェンソー」。
d0105723_9105189.jpgd0105723_9111385.jpgこのプリフォレ活動でも、その機能を十分発揮しています。
しかし、常に危険と隣り合わせ。取り扱いには慎重を期さなければなりません。
当会でチェンソーを使用する場合、取り扱い講習の受講を義務付けています。

伐木等の業務に係る特別教育(チェンソー講習)です。
・伐木作業に関する知識。
・チェンソーに関する知識。
・振動障害及びその予防に関する知識等を、8時間。
・伐木の方法。
・チェンソーの操作及び点検整備等を、8時間。
2日間みっちり勉強して頂いたうえで、「何が危険なのか?」を十分把握。
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その後、予行練習を経てフィールドデビューとなります。



普段、何気なく使っている方もみえる、「刈り払い機」。
草刈りに非常に便利な道具ですが、危険な道具でもあります。こちらも講習を受けます。
刈払機取扱作業者に対する安全衛生教育
1日、6時間の講習です。
上記、講習の詳細は事務局にお問合わせ下さい。

時に危険なことも伴う活動ですが、常に「安全第一」を心がけ行っています。
どんな時も決して無理をせず、作業後は笑顔でお互いの次回参加を確認。
プリフォレは、「アットホーム」な活動の場です。
(第104話 完)

by 渓
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by honokuni1997 | 2014-02-10 09:33 | プリティフォレストクラブ

プリティフォレストクラブ活動日記

2月5日(水)
「何ということでしょう。明るく、日が差し込むようになったではありませんか!!」。
某テレビ番組風に表現すれば、こんな感じでは。
ビフォー
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アフター
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角度は違いますが、同じ場所です。
「振り向けば、結果が見える」。この言葉、何回も使っています。
でも、これからもきっと使うと思います。1日の作業の疲れが吹き飛ぶ、「風景」です。
先週に続き今日も、ここの山主さんが「陣中見舞い」。
現在、豊川市にお住まいのS田さん。見違える現場に思わず、「にっこり」。
こういった山主さんの笑顔を見ることで、私たちの「やる気」が一段とわきます。

長く放置されていた人工林には、自生の樹木も沢山育っています。
その中でもこの木、ひときわ目を引きます。
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d0105723_9484772.jpgブナ科コナラ属の、「アベマキ」です。
別名 コルククヌギ、ワタクヌギとも言います。
「あばたまき」の意味で、樹皮がコルク層の発達によって、「あばた状」になる様子を意味しているそうです。





共存共栄とは、いかない場合もあります。
ヒノキやスギを育てる、人工林。
彼らの成長を妨げる、自生した大木。
常緑高木は枝を大きく張り、時に日光を独り占めしてしまいます。
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そんな時、やむを得ず伐採することもあります。
今の今まで元気に育っていた、「シラカシ君」。
御免なさい。
(第103話 完)

by 渓
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by honokuni1997 | 2014-02-06 09:56 | プリティフォレストクラブ

プリティフォレストクラブ活動日記

2月1日(土)
作業が進むにつれ、活動場所は徐々に遠くなります。
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急な坂道、手ぶらでも大変なところ。ましてや、チェンソーや燃料、道具を持っての「ミニ登山」。
現場に着くころには、息が上がってしまいます。

今日の作業は気分を変え、「ブッシュ」を整備します。
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d0105723_9535363.jpg人が入るのを拒むように、「イバラ」がお出迎えしてくれます。
何せ「痛い」、「とげ」との戦いです。
「さて、どこから手を付けて良いやら・・・」。






この「とげ」の中に、ひときわ大きな厄介者がいます。「カラスザンショウ」です。
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サンショウ」の仲間で、明るい場所に真っ先に生える、先駆性樹木の一つです。
6~8m、最大で15mくらいになります。画鋲のような「とげ」を持ち、間違えて触ると「すごく痛い」、奴です。

尾根筋、「萌芽」した巨木を見つけました。「アラカシ」です。
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d0105723_9561763.jpg伐られても復活する、「ど根性」。
樹木の生命力に、脱帽です。
(第102話 完)

by 渓
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by honokuni1997 | 2014-02-02 10:10 | プリティフォレストクラブ