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自然観察案内(森林教室) 豊川市立国府小学校

6月27日(木)
段戸裏谷原生林(きららの森)、面積は133.74haもあります。
子供たちにこの数字を言ってもピンときませんので、「あなた達の学校○○個分」と言うようにしています。
今日案内する学校は国府小学校(5年生・111名)、「学校55個分」です。
d0105723_933057.jpgd0105723_9324818.jpg昨日の雨で「モリアオガエルのタマゴ」(卵塊)が大分崩れていました。
d0105723_9224737.jpgd0105723_9223444.jpgよく見ると(写真右)黒い点のところ、
オタマジャクシがいます。
真下は湖面、卵塊の一部が浮いています。着水成功、狭い卵塊の中から広い湖に。
悠々と泳いでいるのではと、見ると・・・、
d0105723_9565885.jpgなんと天敵の一つ、「コイ」が待ち構えていました。その横にはイモリもいます。
「生存競争」、厳しい現実です。今風に言えば「生物多様性」か?





今日の段戸湖、神秘的な表情をしていました。
「霧の段戸湖」
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晴天の日とは一味違います、日々表情を変える段戸湖。魅力の一つです。

自然観察案内では色々な小道具も用意しています。
聴診器や、温度計、木のサンプル等々。
温度計を使い水温を計っています。
d0105723_9281177.jpg手首まで水に入れ、ゆっくり10まで数えます。数え終え手を出すと子どもたちは一斉に「手が凍りそう」。
「さて、水温は何度でしょう?」、子供たちからは、2度、1度、マイナス20度。色々な答えが返ってきます。
自分が肌で感じた温度、そのくらい冷たく感じたと思います。

正解は13.5度。自分の感覚とは全く違う温度に、「ビックリ」していました。
by 渓
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by honokuni1997 | 2013-06-28 09:19 | 野外・訪問授業

企業の森づくり活動日記 ガステックサービス㈱・サーラの森

6月25日(火)
今日の活動も「カッパ」不用、サーラの森では「異例」が続いています。
刈払ガール?登場。
d0105723_9112733.jpg前回の活動で3名がデビューしましたが、本日残りの1名が登場。
刈払機に振り回されそうなくらい「華奢・きゃしゃ」???・・・もう一つおまけに?、な女性。
サーラの森始まって以来の刈払ガールです。
華奢な体からは考えられないくらい活動的、午前・午後ぶっ続けで作業をしていました。
終了後、「手がまだ振るえている!!!」。

初めての挑戦で不要なところに、「力」が入っていたようです。

ハチトラップ
以前仕掛けておいたトラップを確認しました。結果は、
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女王と思われるものが数匹入っていました。見た連中は一様に「デカイ!!」。
働き蜂を生み、本格的に子作りに励む前に捕まえたためか例年より数は少ないようです。
再度、「秘伝」の誘因液を入れ設置しました。次回は何処くらいの成果があるか期待しています。

ナツツバキ(シャラノキ)の花が咲いていました。
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作業をしていると白い花がらが落ちていました。上を見ると花が、蕾も沢山付いています。
活動初期(10年くらい前)に植樹したものがやっと花をつけるようになりました。
周りを見渡し、観察するとある事実が。
隣のリョウブなどはシカにかじられていますが、この木は無事。
フィールド内を見て回っても同じ状況です。
「ナツツバキ」、シカにとっては「まずくて苦手」かも知れませんね。
by 渓
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by honokuni1997 | 2013-06-26 09:28 | 森づくり支援

みんなの森活動日記 番外編

6月22日(土)
昨日の総会に於いて「みんなの森」・「プリフォレ」活動に功績のあった3名の方に、神野理事長より表彰状が授与されました。
普段活動に参加される皆さんは、熱意に満ち溢れ精力的です。
その中、今回受賞された皆さんは、また一味違う方々です。
今日は、その方々の横顔をお伝えします。
いつもは伏せ字で名前を書きますが、今回は受賞記念?!!として本名でお伝えします。
村田卓郎さん
d0105723_9292974.jpg村田さんは今月80歳の誕生日を迎えられました。
毎年30回くらい活動に参加されています。
定年後「有り余る体力!!」をボランティアに捧げようと、入会されました。
愛用のノコギリを手に、マイペースで木を伐るのが大好きな方です。
伐る木が少ないと「おい、渓さん。もっと伐らせりん」。
まだまだ青年です。

坂上英夫さん
d0105723_9331948.jpg活動参加率、毎年「一等賞」です。
「みんなの森」の親分的存在、この人なしでは作業は進みません。
昨日の総会には所用があり出席できませんでした。
「自分の健康のためにしているんだ」(口癖)。
豊明市にお住まいの坂上さん、瀬戸市で行っている「企業の森」活動でも欠かすことのできない方です。

犬塚幸弘さん
d0105723_9294935.jpgプリフォレ発足当時、会での活動だけでは「体」が納得いかず・・・
豊橋から軽トラックで「トコトコ」と、毎日豊根村通い。森林組合の作業班に入り、伐採に明け暮れた「ツワモノ」。
チェンソー名人として冬のプリフォレには欠かせない人材、24年度の間伐には25回も参加されました。
犬塚さんからの一言

「山に来たら草や木の名前を、一つでも覚えて帰っとくれん」。

受賞された皆さん、おめでとうございました。
今後も宜しくお願いします。

今回の受賞を一番喜んでいるのは、実は「私かも」知れません。
by 渓
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by honokuni1997 | 2013-06-24 09:53 | 穂の国みんなの森(段戸)

第13回定時総会及び定例交流会

6月21日(金)
豊橋の名豊ビルに於いて、第13回定時総会を開催しました。
24年度事業報告並びに収支決算報告、25年度事業計画並びに収支予算案が承認されました。
議事では当会の長年の懸案であった、「森林情報センター構想」に関する提言書案が報告されました。
最後に神野理事長より会の発展に寄与した3名(1名欠席)に、表彰状が授与されました。
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総会後は会場を移し、定例交流会を開催しました。
今回も奥三河の料理を味わいながら、会員同士の交流を楽しみました。
by 渓
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by honokuni1997 | 2013-06-24 08:51 | 定例会など

みんなの森活動日記

6月19日(水)
「きららの森」今,この森が小さな大敵の被害を受けています。
散策道脇にビニールシートにくるまれた材を、所々で見かけます。
カシノナガキクイムシ
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この虫が媒介する「ナラ菌」によって、ブナ科のミズナラ等が集団で枯損する「ナラ枯れ」が発生しています。
虫を撲滅するため枯れた木を伐倒し、たま切りにしたうえビニールシートを被せ、くん蒸しています。
健全木は侵入を防ぐため、ビニールシートの被覆を一部行っています。

d0105723_8403376.jpg伐倒されたところはギャップができ、生い茂っている葉の間がポッカリと開いています。

この森の被害が早く収まり、「みんなの森」へ拡大しないように、絶滅を祈るのみです。
by 渓
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by honokuni1997 | 2013-06-21 08:59 | 穂の国みんなの森(段戸)

自然観察案内(森林教室) 豊川市立御油小学校

6月17日(月)
好天に恵まれました。
今日は豊川市の小学校5年生が行っている野外教育活動の2日目です。
この日行われるのが「段戸裏谷原生林(きららの森)」での自然観察会。
当会担当の1回目の森林教室です。森林教室自体はすでに5回行われました。
まだまだ先は長い、9月中旬まで続きます。

本日案内の学校は御油小学校(児童94名)。
d0105723_822783.jpg朝の会で元気よく挨拶。子どもたちの意気込みが伝わってきます。
この時期ならではの物があります。
一つは12日にもお伝えした「モリアオガエルのタマゴ」。
この日も定番の観察場所にはありませんでしたが、段戸湖岸にはいくつかありました。
一か所に5~6個ぶら下がっているところがあり、子どもたちは歓声を上げていました。

何だか分かりますか?
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この時期ならではの、もう一つの物。
「銀竜草・ぎんりょうそう」、別名・ユウレイタケ。森林の林床に生えています。
各地から写真マニアが撮影に訪れます。
子どもたちに見せたくて、案内をしながら探しましたが見つかりません。
最後の手段、写真を見せ「こんなのもがあるから探しましょう」。
すぐに子どもたちから声が上がりました。それも、あちら、こちらから。沢山見つけました。
自分たちで見つけたことにより「いい思い出」ができた事と思います。
「ふろく」
銀竜草の裏にある「みどり色」の葉っぱ。何の葉か分かりますか?
ふつうの葉は周りのギザギザ「鋸歯・きょし」の一番高いところから線「葉脈」が出ますが、
この葉は低いところから出ています。
正解は「ブナ」、この葉の特徴です。

原生林の「ブナ」もこんなに生い茂りました。
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5月初旬の「ブナ」

巨木からのメッセージを聴診器を使い、真剣に聞いています。
d0105723_8255812.jpg純真な子どもたちにはきっと聞こえているはず、内容は「ヒ ミ ツ」です。

2㎞のコースをゆっくりと2時間かけて案内します。
起伏の激しいコース、午前・午後と2回案内すると、結構「疲れます」。
by 渓
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by honokuni1997 | 2013-06-18 08:42 | 野外・訪問授業

みんなの森活動日記

6月12日(水)
今朝の段戸湖駐車場。
台風接近のニュースが前面に出過ぎ、皆さん用心をしたためか車はほとんどありません。
普段釣り客も多く、岸から釣る人、湖の中に腰まで入り釣る人。今日は誰もいません。
シャッターチャンス!撮影下手の私でも心が躍ります。(段戸湖管理人さん、ご免なさい)
風もほとんどありません、好い機会に恵まれました。
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ブナの養生
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長年の風雨のため深くえぐれた土手の上に、一本のブナの木を見つけました。先週のことです。
ブナおばさん・E坂さんの「何が何でも助ける」、この一言で決まりました。
言うは簡単、作業は大変。
土のう袋に土を詰め、重心が前に来ないように慎重に積み上げました。
この後はブナ自身の自立、「健闘を祈る」。

おまけ
モリアオガエルのタマゴ
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朝の段戸湖で出来たばかりの「タマゴ」を見つけました。例年に比べ10日ほど遅いと思います。
今年のいつもとは違う天候のためか、定番で観察しているところにはありませんでした。
モリアオガエルの「タマゴ」と言いますが、実はこれ自体は「タマゴ」ではなく正確には「卵塊・らんかい」と言います。
いわば、卵のケースです。
この中に卵が数百個入っていてオタマジャクシになります。
先日ここでお会いした方は、この中からカエルが出てくるとばかり思っていたそうです。
オタマジャクシは塊の中で雨を待ち、雨で崩れる塊とともに水面に落ちます。
by 渓
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by honokuni1997 | 2013-06-14 10:07 | 穂の国みんなの森(段戸)

企業の森づくり活動日記 ガステックサービス㈱・サーラの森

6月11日(火)
昨日の天気予報では、今日は終日雨。
雨天中止のない「サーラの森」活動。「カッパ」を着込んでの作業を覚悟していましたが・・・
素晴らしい天気に恵まれました。昨年までは「カッパ」着用の頻度が高かったのですが、今年は少し違います。誰が「雨男」だったのか?詮索はつづきます。

知っていましたか?
d0105723_848382.jpg草刈りに使う刈払機、業務等で使う場合は「刈払機取扱作業者に対する安全衛生教育」(6時間)という研修を受ける必要があります。チェンソーの場合は2日間(16時間)。
この森で使用するには当然受講する必要があります。
今回4名が受講、この日3名がデビューしました。その中のH野さんは「受講して良かった、色々学べたが特に「何が怖いか」が良く

分かった」と言っていました。
昼食時、振動が残った手で箸がうまく使えなかったようです。

エゴノキの花が満開でした。
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この時期、山道を走っていると路上が白くなっていることがあります。
エゴノキの花は一斉に開花し一斉に散ります。犯人はこの花の場合が多いです。

発見
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ケンポナシの木をN村さんが見つけました。今まで見落としたいたのが不思議なくらいの場所にありました。
自生の物は比較的少ないようです。
少し前のことですが、国産の最高級車のダッシュボードの材料として、この木を使用するという事を知りました。
by 渓
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by honokuni1997 | 2013-06-14 08:56 | 森づくり支援

プリティフォレストクラブ活動日記

6月10日(月)
プリティフォレストクラブ、略称プリフォレ。
プリフォレの活動は、「みんなの森」の活動が終了する11月半ばから本格的に始まります。
今までに東栄町、設楽町、豊橋市等で森林整備をボランティアで行ってきました。
フォレストVol.85でもお伝えした新城市黄柳野での活動を、振り返ってみたいと思います。
ここ黄柳野での活動は2年目になります。
今回のフィールドは25年前に植林されたヒノキ林(1.1ha)。
蛇紋岩の地質のためかヒノキの成長は悪く、またしばらく放置されていたため各種の雑木が林内を占拠していました。まるで人が入るのを拒んでいるかのごとく。
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ここからが苦難の日々。「とげ」のある連中が多く、まさに「いばらの道」。
日の差し込まない林内で格闘が始まりました。

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苦節20数日、やっと作業が完了しました。
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日が差し込み明るくなった林内、私たちが求めていた「本来の姿」です。
プリフォレ活動、やりがいのある活動です。
皆さんも一度体験してみては如何ですか。
by 渓
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by honokuni1997 | 2013-06-10 09:38 | プリティフォレストクラブ

みんなの森活動日記

6月5日(水)  
先週の活動が雨で中止になったため、およそ10日ぶりの「みんなの森」です。
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緑が一層濃くなりました。
前は
本日の作業は散策道の補修。
4月の初めにも行いましたが、「意地悪」をする連中がこまめに壊してくれます。

d0105723_8283462.jpg樹木の敵「シカ・カモシカ」に対し、作業道を荒らす天敵「イノシシ」です。
沢にかかる橋もひっくり返します。今年も彼らとの「イタチゴッコ」は続くことでしょう。






「カマツカ」の花が咲いていました。
d0105723_8285939.jpgこの可憐な花からは思い浮かばない別名、
「ウシコロシ」と言います。牛の鼻に綱を通すための穴をあけるのに用いたり、鼻輪として使われたためのようです。






おまけ
定点観察地 南-D-5、フィールド全体が見渡せます。
この場所のもう一つの「楽しみ」。
真裏を見ると、
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遥かにかすんで見える「鞍掛山・くらかけやま」です。条件が良ければ色々な山を眺めることができます。
尾根が長く、これを馬の背に見立て(鞍を掛ける)事から名がついたようです。
この山の南斜面に新城市四谷の千枚田が広がります。
最近、話題の「小水力発電装置」が設置され、大村知事も訪れオープニング式典が開催されました。
by 渓
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by honokuni1997 | 2013-06-07 08:41 | 穂の国みんなの森(段戸)