1月15日(水)
放置され、人の手が入らなくなった森。 風倒木が人の行きてを、はばみます。 こんな森には必ず、傍若無人な厄介者がいます。「つる植物」です。 もっとも彼らは彼らで、栄養源の光合成を求め、上へ上へと伸びるわけですが・・・ 「他力本願」、近くの木の力を借り、上に伸びます。 この「つる」、非常に厄介です。 細長い縦方向の繊維で、引っ張りに強く出来ています。 ましてや、この太さともなれば・・・、どうにもなりません。 人の手で駄目なものは、道具の力を借ります。 このくらいの太さの「つる」は、伸びあがった木の上で、隣の木、さらに隣の木とからみついていきます。 そのため、このように伐採した木が倒れなくなってしまいます。 こんな時の対処方法、「気長にゆっくり、あわてず」。 大変な時間を費やしてしまいます。 でも、「安全第一」。慎重に行います。 追伸 「つる」の悪口ばかり言いましたので、「つる」の人権?を尊重し、良いこともお伝えします。 以前このブログに登場した、H登くんの作品。 このように、あっという間に作品が出来る、使いやすい材料となる「つる」もあります。 リースだけでなく、かごを編んだり、その昔は「藤づる」で乳母車を作りました。 案外、身近で使われる「つる」でもあります。 by 渓
by honokuni1997
| 2014-01-16 10:25
| プリティフォレストクラブ
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