平成21年11月14日(土) 場所:豊川・音羽川周辺
心配した朝からの大雨は、最初の訪問地の豊川浄化センターに到着する頃にあがりました。 この浄化センターでは、豊川流域から出た家庭排水を微生物の力で処理しきれいにして川に流しています。 水処理施設を見学させてもらいました。 一番左写真は、処理場に集められたばかりの汚水です。かなり匂いがしました。 次の褐色の水の中では微生物が活躍中。かくはんして酸素を加えています。 しばらくすると汚泥が沈殿するので、上澄みを消毒して川に戻すそうです。 微生物ってすごいですね。次から次へと興味がつきませんでした。 次は向かったのは、音羽川が流れる豊川市森地区。この流域にあった条理制の地割りを見学しました。 といっても現在、その痕跡は見られません。 掘れば出てきます。 地面の下に古代が埋まっていることは、地元の方もたぶんご存知ないそうです。 三河国分尼寺跡では、門が立派に復元されていて驚きました。この辺りが、かつて三河の中心だったのですねぇ。 藤田先生から周りの地形の様子など説明をしていただくと、目の前の現在の景色に、古代の景色が重なって見えてきます。 三明寺内の湧水を見に行きました。 雨の後なので期待しましたが、残念ながら今回はありませんでした。 豊川流域の賀茂地区に行きました。 ここは霞堤の集落で水に浸かることが度々あったため、家財の流出防止などの理由で生垣を高くしていたそうです。 山本勘助さんのご両親のお墓もありました。 今回のフィールドワークは、三河地域の中の新しい流域”豊川” と古代の流域“音羽川”を比較した1日でした。
by honokuni1997
| 2009-11-25 16:12
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